管理社会VSシーフードカレー

いくつもの時代にわたる管理社会とシーフードカレーの戦いを描いたオムニバス映画です。

自意識びんびん読書生活

自分のスマホには「青空文庫」のアプリがインストールしてある。

 

メインの読書媒体ではないものの、職場の休憩時間などでちょっとした作品を読むのに助かっている。

 

おれは「仕事の時間」から一歩でも外れた瞬間から嬉々として殻に閉じこもるタチの人間なので、大抵はイヤホンで音楽を聴きながら何かを読んでいる。

 

では、なぜ文庫本なりの紙書籍を手にしないのか?

 

理由は至極単純で、近くにいる誰かから「何読んでんの?」と構われるのが鬱陶しいからだ。

 

でも実際そんなことは殆んど起こらないので、ただの自意識過剰a.k.a.ナルシシズムである。ふつうは、友達でもない職場の人間が本を読んでいたところで、特に興味も感慨もない。

 

とはいえ、魅力的な女の子から「ねえ何読んでるの?」と覗き込まれでもした日には、顔面ゆるゆるで本の話をするんだろうなあ。

 

あれ?そんな可能性を保持していたいのなら、むしろ紙の本をこれ見よがしに読んでいた方が良い?

 

とまあ、自分と本の世界に入り込んでいるはずの読書行為ですら、おれは他人の目をビンビンに意識しているわけである。

 

まったく。