管理社会VSシーフードカレー

いくつもの時代にわたる管理社会とシーフードカレーの戦いを描いたオムニバス映画です。

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ぼくの傘を持っていかないでください

神田にある小さなラーメン屋で豚骨ラーメンを食べた。雨ふりの午後二時過ぎ、いくらか遅めの昼食だった。 替え玉を一玉だけおかわりし、スープは少し残す。そうして小さくごちそうさまと言い、席を立つ。出口で傘立ての傘を取ろうとする。 しまった。 おれの…

『管理社会VSシーフードカレー』ゴールデン★ベスト(Disc1)

非正規労働者というのは、ほんとうに、悲しくなるくらいに弱い身の上なのだと思う。つくづく。 また仕事の話をするのか、と自分でもげんなりする。ブログ概要には一応おれが劇団活動にも身を置いていることも明記しているはずなのに、劇団の話なんてぜんぜん…

わからないのはわかったからさ、とりあえずおれを赤ん坊にしてくれ

なぁにが戦争反対じゃ。毎朝毎朝あの殺気漂う満員電車に性懲りもなく乗り込んでる時点で既にもう戦争に行ってるんだよあんたらは。ほんとうに戦争したくないのなら、いま一度己の「生きる」をたまねぎ剥きながら問い直してみやがれよ。 どうもはじめまして。…

コンビニ脇の国境線にて

工場での仕事を終えた帰り道、コンビニの脇で二人の中年男が口論していたのを見かけた。風貌からしてどちらもブルーカラー労働者のようだった。きっと同じ会社の同僚同士なのだろう。 二人の会話の内容を仔細に聞いたわけではなかったが、その言葉のやり取り…

ノー・モア・ペイン・トゥナイト(辞表の正しい提出作法)

編プロで働いていた時期のこと。同期で同い年だったTと、帰りのエレベーターでこんな会話をしていた。最初に口を開いたのはTだった。 「三連休だな、明日から」 「うん」 「なんか予定あんの?」 「特には」 「おれ東京ドーム行く。横浜戦」 「いいじゃん」 …

適応が不得手な非正規雇用のおじさんよ

おれの働く工場が増産体制に移行してからというもの、ぞろぞろと新人バイトさんが採用されるようになってきた。毎日のように誰かに新しいことを教えながら仕事を進めているので、すでに手馴れた作業でも普段の1.5倍は労力を要しているような感覚である。 と…

せんたくもののうた(さくし:くれおぱとらの74ばんめのどれい)

ちゃーちゃーちゃーちゃーちゃーちゃちゃー (なんだかいいわね) ぱーらーぱーぱーぱーららー (けっこういいわね) たーらーらーらーらーたーたーたーたーららー (あんがいいいわね) ぴゃーらーらーらーらーぴゃーらーららーらー (とってもいいわね) わたしの…